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特別展 海を渡った古伊万里~ウィーン、ロースドルフ城の悲劇~
公式ホームページ:https://www.shukokan.org/exhibition/
公式Twitter:@KoimariLoosdorf
大倉集古館にて2020年11月3日(火、祝)〜2021年1月24日(日)まで開催される古伊万里のコレクション展です。
こちらの展覧会の何が、異色かというと展示される古伊万里は割れてしまっているという点にあると思います。
オーストリア、ウィーン近郊に存在するロースドルフ城には古伊万里を中心とした陶磁コレクションがあったそうです。
それらは、第二次世界大戦後の混乱の中で大半が破壊されてしまいました。
修復されたもの、破壊されたままのもの、それらを展示する展覧会です。
展示する作品の中には、日本の佐賀県立九州陶磁文化館所蔵の古伊万里も含まれるそうです。
各種イベントも開催されています。
講演会は全て満席になっているようです。
その他にも、ギャラリートークや「ランチタイムコンサート&トークイベント」などが開催されます。
開館時間は10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日は毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始。詳しくはHPをご覧ください。
入館料:一般1300円 大学生・高校生1000円 中学生以下:無料 詳しくはHPまで
古伊万里の海外コレクションという部分にも、心惹かれます。
ロースドルフ城の陶磁コレクションは、どのような経緯で割れてしまったのでしょうか。
そして、どういう経緯で修復されたのでしょうか。
割れてしまった陶磁器の破片をどのような気持ちでとっておかれたのでしょうか。
いろいろな思いを実感できる展覧会だろうな、と、感じるので観に行きたいですね。
行けるといいな。